Alternative therapy 代替療法を活用したセルフケアについて
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- セルフケアとは
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不調(病気)にならないための予防を目的としています。ストレスや女性特有のホルモン変化により引き起こされた不調に自ら気づき、さらなる不調を招いたり、病気になったりしないように自らをケアしていくことが大切です。
こちらでは、日常に取り入れやすい代替療法を活用したセルフケアをご紹介してまいります。
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- 代替療法って?
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心身の健康を保つためには、栄養バランスの良い食事・適度な運動・正しい睡眠が大切です。
代替療法とは、心身のバランスの回復を目的とし、一人ひとりの心の問題や体質、栄養(食生活)、運動、休息といったライフスタイルなど、トータルなケアを実践していくものです。
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- 統合医療への取り組み
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統合医療とは、西洋医学(いわゆる病院での治療)をベースに、代替医療をバランス良く組み合わせて補完していく医療体系のことをいいます。
一人ひとりの心身の状態に合わせた統合的な治療とケアしていく医療で、体が本来持っている自然治癒力を向上させることが目標です。
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- メディカルアロマ・メディカルハーブについて
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代替療法の一部で植物の力を活用した療法(予防医学)です。
■メディカルアロマセラピーとは
香りによる心地よさや癒やし効果に加え、精油が持つ薬理作用などに着目し、西洋医学ではフォローしきれないメンタル面や不定愁訴などに対し、精油を用いて総合的にケアする芳香療法です。■メディカルハーブとは
ハーブ(植物)に含まれている成分を健康の維持・増進のために使おうとする分野で、薬用植物そのものを示す場合もあります。
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- 参考:アロマセラピーのメカニズム
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アロマセラピーでは精油成分が嗅覚を通じて大脳辺縁系から視床下部に伝えられ、さまざまな心理効果を引き起こします。過度のストレスを受け体の不調や心が乱れたときには、上手くバランスを取ろうとしてくれるのですが、それは精油成分が脳の神経細胞に出されるいろいろな神経伝達物質の放出に関わっているからではないかと考えられています。また心地よいと感じる心理効果だけではなく、自律神経を調節して免疫力を高め、ストレスに耐えられる体をつくる効果もあるといわれています。
■視床下部とは
生命活動に必要な、新陳代謝・体温調節・水分摂取・性行動の調節といった総合的な作用を行う、自律神経の最高中枢であると同時に、内分泌系の中枢である下垂体と密に連携して内分泌系(ホルモン)の調節を行っている部分です。
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- 参考:メディカルハーブの多様な機能と成分
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ハーブは精油を抽出する前の植物そのものなので、アロマテラピーの作用に加え、さらに食品として機能も持ち合わせています。
■機能の例
抗酸化作用 / 薬理作用 / 抗菌・抗ウイルス作用 / 栄養素の共有 / 利尿・発汗・消化などの代謝促進作用など
※あくまで予防のためのものであり、治療を目的とした薬ではありません。